この記事でわかること
- NFTの初期費用の考え方
- NFTを「購入」する際の初期費用
- NFTを「販売」する際の初期費用
- 初期費用を安く抑える7つの方法
今回はNFTの初期費用について、『購入する場合・販売する場合』それぞれ解説していきます。
初期費用を安くし、リターンを出しやすくする方法も解説するので、ぜひ順番にご覧ください。
本記事を読むと、NFTの初期費用を安くする方法がわかり、資産が増えやすくなりますよ!
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【重要】NFTの初期費用は断言できません
前提として、NFTの初期費用は「〇〇円です!」と断言できるものではありません。
なぜなら、買うNFTの作品代によって変動することに加え、下記2つのコストは「1秒ごとに」変動するから。
変動する2つのコスト
- 仮想通貨イーサリアムの価格
- 手数料(ガス代)の価格
なのでこれからご紹介する初期費用は、あくまで参考情報として考えてくださいね。
また、初期費用をご準備される際は、記載の金額より少し多めに準備しておくと安心ですよ!
NFTを購入する際の初期費用(目安:約2,500円+作品代)
購入する際の基本的な初期費用は、下記3つで計算できます。
順番に解説していきます。
初期費用①:NFTの作品代(作品による)
まずはNFTの作品代です。
当然ながら、どのNFTを買うかで初期費用は変わります。
1,000円台で買えるNFTもあるので、お小遣いでも始められますよ。
「どのNFTを買うか決まってない…」という方は、以下記事を参考にしてくださいね!
初期費用②:イーサリアムの送金手数料(約1,900円)
前提として、NFT売買の際は、ウォレットに仮想通貨イーサリアムを入れておく必要があります。
基本的には、ビットトレードなどの取引所でイーサリアムを購入し、『MetaMask』というウォレットに送金する流れです。
この送金の際に、手数料が発生します。
2023/5/31時点のイーサリアムのレート(1ETH=約270,000円)で計算すると、約1,900円です。
MetaMaskについてくわしく知りたい方は、『【簡単】メタマスクとは?登録・使い方・入金送金の手順!』をどうぞ!
初期費用③:NFT購入時のガス代(約600円)
NFT購入時には、取引を承認するための手数料である『ガス代』がかかります。
あくまで目安ですが、記事執筆時点のガス代は約600円ほど。
ガス代価格は、取引の混雑具合によってかなり上下します。
大損しないよう、NFTの売買時には以下サイトでガス代の高騰状況を確認してくださいね!
ガス代についてくわしく知りたい方は、『ガス代の発生タイミング・節約術』をどうぞ!
その他の初期費用まとめ
その他『オファーorオークション』でNFTを購入する際は、上記にプラスして「ETH」⇌「WETH」に変換する手数料がかかります。
①(OpenSea画面右上)~③の順に作業を進めれば、WETHへの変換完了です。
ちなみに、WETH変換時のガス代は、記事執筆時点で約670円です。
NFTを販売する際の初期費用(基本的に無料)
【2022/10~】NFT販売時の手数料は原則無料に!
元々出品に15,000円ほどかかっていたのですが、2022年10月のアップデートで無料になりました。
✨初期費用が無料に✨
OpenSeaの仕組みがかわり、ついにイーサリアムメインネットでも無料でNFTが作れるようになりました‼️【Before】
1⃣ウォレット初期化
👉ガス代かかる
(初期組の私は15,000円払った記憶が)
2⃣作品をNFT化【After】
1⃣作品をNFT化NFT作って売ってみたい‼️という方はぜひぜひ🙌 pic.twitter.com/ly7gKQimHK
— おもち💎omochi.eth (@omochibigaku) October 10, 2022
初めてNFT販売する人でも、気軽に出品できますね!
あらかじめイーサリアムを準備するほか、送金手数料も必要ありません。
『初期費用が必要!』と書かれた記事は、情報が古いので注意してくださいね。
>>【完全版】OpenSea(オープンシー)のNFT出品方法・売り方
【注意】NFTを転売する際は手数料が必要なケースも
とはいえ、初期にはかからない費用が存在しますので、念のため解説しておきますね。
転売する際に手数料が必要(販売価格の2.5%)
NFTを転売する際は、OpenSeaに対して販売手数料(販売価格の2.5%)を支払う必要があります。
わかりやすくいうと、10万円で転売したら、2,500円が手数料で引かれるということ。
なので、購入した価格と同じ価格で転売してしまうと、損します。
ロイヤリティの支払いが必要(MAX10%)
ロイヤリティとは、「転売時」に発生する手数料のことです。
たとえば、ロイヤリティが10%のNFTを転売すると、以下のようなイメージで転売額から差し引かれます。
ロイヤリティはNFTの作者にとって大きな収入源ですが、転売する場合は覚えておきましょう!
その他、費用がかかる場合のまとめ
その他、下記のような場合には追加で費用がかかります。
- 出品条件を変更する時
- 出品したNFTを誰かに送付する時
- 出品するNFTデータをIPFSに保存した時
- 出品したNFTへのオファーを受け入れる時
NFTの初期費用を安く抑える7つの方法
初期費用を安く抑える方法を7つ、それぞれ解説していきます!
NFTを安く買う権利を入手する
NFT購入において、NFTを安く買う権利を入手することで初期費用を抑えられます。
ぼくがお小遣いから大きなリターンをだせているのも、ALを入手したおかげです。
ALの入手方法は、以下記事をご参照ください!
>>【最新】NFTのAL(アローリスト)とは?入手方法・WLとの違いも解説
無料プレゼント企画に応募する
Giveaway(無料プレゼント)企画に当選すると、無料でNFTを入手できます。
よくTwitterで↓のような企画が開催されているので、見つけたら応募してみてくださいね。
当選するコツやGiveawayの概要は、以下記事にて解説しています!
>>【NFT Giveaway完全版】やり方・受け取り方の全て
イーサリアムが安い時に売買する
まず挙げられるのは、イーサリアムが安い時に売買する方法です。
日本円に対するレートが安くなっている時は、売買する絶好のチャンスと言えるでしょう。
記事執筆時点では、イーサリアムの価格が右肩上がりで高騰しています。
価格が一時的に落ち込んだところを狙って購入できるとベストです!
ガス代が安い時に売買する
初期費用を抑えるには、ガス代が安い時に売買するのも重要です。
一般的には、日本時間の午前中はガス代が安くなる傾向があります。(海外勢の多くが就寝中のため)
とはいえ、大きなイベントなどでイーサリアムが活発に取引されていると高騰する可能性も。。
NFT売買の際は、必ずガス代の価格変動をチェックしてください!
ガス代の節約術を使う
下記のようなガス代節約術を使うと、初期費用を抑えられます。
- 取引速度を調整する
- プライベートセールで出品する
取引速度を調整する(遅くする)
取引速度を調整(遅く)することで、ガス代を節約できます。
上記では、取引速度を「低」にすることで、約0.0001ETH(約80円)の節約になりました。
少し待つだけで少々節約できるので、取引速度を気にしない方はぜひ活用してみてください!
プライベートセールで出品する
既にNFTの購入者が決まっている場合、ガス代を抑えて出品できます。
出品時の入力項目で出てくるので、購入者が決まっている場合は忘れないように設定しましょう!
安いネットワークを利用する
OpenSeaでは、イーサリアムよりもコストが安いネットワークを使えます。
OpenSeaで使えるネットワーク例
- Arbitrum
- Avalanche
- BNB Chain
- Polygon…など
中でもおすすめは、Polygonを使ったNFT購入・出品です。
なぜなら、『NFTデータのIPFS保存・作品の送付』に追加費用が発生しないから。
ちなみに、イーサリアムとPolygonの違いは、下記の通り。
イーサリアム | Polygon | |
出品・購入時の ガス代 |
高い | 安い (出品時は無料) |
取引速度 | 遅い | 速い |
利用者数 | 多い | 少ない |
OpenSea内の アイテム数 |
多い | 少ない |
オークション出品 | 可能 | 不可能 |
円への交換 | 可能 | 不可能 |
動作の安定性 | 高い | 低い |
(スマホでは左右にスクロールできます) |
送金コストもイーサリアムより格安なので、「低コストを重視したい」という方はPolygonがおすすめ。
>>最安!OpenSeaのPolygonNFT出品・購入ガイド
しかし、イーサリアムも出品手数料がかからないなど、低コスト化が進んできています。
購入オファーを活用する
購入オファーを活用して、NFTを安く入手する方法もおすすめ。
うまくいけば、欲しいNFTを出品価格より安く購入できる場合も。
しかし、購入オファーを活用する際は、ガス代が必要です。
ガス代に注意
- オファーの取り消しにガス代がかかる
- WETHが必要なので、変換する際にガス代がかかる
確実に購入できるわけでないので、初めての方は固定額で購入するのがおすすめ!
NFTの初期費用でよくあるQ&A
NFTの初期費用でよくあるQ&Aを4つ、順番に解説していきます!
初期費用関連でよくある失敗は?
結論からいうと、仮想通貨を損な買い方で買ってしまうことです。
というのも、仮想通貨は「販売所」・「取引所」のどちらかで買います。
初心者の方のほとんどは、手数料が高い「販売所」で買って大損してしまうんですよね。
人気のコインチェックでは、イーサリアム(ETH)が「販売所」でしか買えないので要注意。
初心者の方ふくめ、『安く買えて多機能』なビットトレードがおすすめです。
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もしコインチェックの口座しか持っていない方は、ビットトレードも作っておきましょう!
口座開設の手順を知りたい方は、『口座開設5STEP』の記事をご覧ください。
NFTを作るのは有料?
無料で作れます。そして、スマホでも作れますよ。
制作に興味のある方は『【スマホで無料】NFTアートの作り方』をご参照ください!
NFTは投資対象になるの?
きっちり勉強すれば、投資対象になります。
冒頭でも申した通り、お小遣いで始めた副業会社員のぼくでも大きなリターンが出ているのが証拠。
確かにNFTはハイリスクですが、その分ハイリターンを狙えます。
どのようにリターンを出しているのかは、以下記事にまとめました!
>>【儲かる事例あり】NFTは儲からないと勘違いしてませんか?
NFTはせどりでも稼げるの?
結論、NFTのせどりは十分に稼げます。
実際に、ぼくもNFTを500倍で売った経験があり、車2台分の含み益を達成しています。
現物と違ってNFTは形がないので、梱包の手間がなくてラクラクですよ!
NFTせどりのくわしいやり方は、以下記事をご覧ください!
>>【最新版】NFTせどりの始め方・やり方!爆益の実例を公開
まとめ:NFTの初期費用は取引時に要確認!
本記事の要点をまとめると、下記のようになります。
目安の金額
- NFT購入:約2,500円+作品代
- NFT販売:基本的に無料(別途手数料がかかる場合もある)
ただし、ガス代やイーサリアムのレートは「1秒ごとに変動する」ので、必ず最新価格をご確認ください。
加えて、準備したイーサリアムが足りなかったら二重で手数料がかかるので、多めに準備しておきましょう!
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>>NFTは儲からないと勘違いしてませんか?【投資/転売・アート販売】
>>【NFT Giveaway完全版】やり方・受け取り方の全て
>>【完全版】OpenSea(オープンシー)のNFT出品方法・売り方