この記事でわかること
NFTのミントには『ミントサイトでNFTを購入』と『NFTの新規発行』の2種類の意味があります。
正しく意味を理解して使えている人は、意外と少ないかもしれません…
今回は、ミントの2つの意味やかかるガス代、それぞれのミントのやり方を解説します。
本記事を読むとミントの意味を理解でき、詐欺情報にだまされる可能性が下がりますよ!
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NFTミントには2種類の意味がある
NFTミントの意味は、次の2つです。
ざっくり『購入』と『生成』の2種類があるイメージですね。
それぞれくわしく解説します!
その1:ミントサイトでNFTを購入すること
1つ目は、初めて売りに出されたNFTをミントサイトで購入するという意味です。
ミントサイトとは、そのNFTを買うため専用に作られたページのこと。
『ミント』はNFTを生成することを言うため、opensea(オープンシー)などのお店の二次流通で買うのではなく、そのNFTを初めて買うときにのみ使われます。
そういうば先日念願のCNPRユーザーになれました😭
かわいすぎて息子のように可愛がってます!!特に卍のミタマちゃんに溺愛しております!!!
3体ミントできたのでギブアウェでCNPRをもっと盛り上げます🔥
CNPRユーザーのみなさんよろしくお願いします!#CNPR#CNP#NFT pic.twitter.com/jCixgJHnIL— ぎーちゃん@CNPR2次入隊 (@gi_channo98) November 14, 2022
その2:自分の作品を生成しNFT化すること
2つ目は、自分の作品を生成しNFT化することです。
この度CNP FUN ARTを2作品Open Seaに出品することにしました!
FUN ART第一弾はルナちゃんです✨
翼が生えたとても可愛いルナちゃんたちです❣️
作品をミント後また告知させていただきます☺️
みなさんよろしくお願いします🤲#CNP #CNPJ #CNPR #FUNART #OpenSeaNFT pic.twitter.com/Dp9wmXka94— かなた🦊🐰🦉 (@sorano_kanata3) November 8, 2022
『ミント(Mint)』という言葉には、「鋳造(ちゅうぞう)」=ゼロの状態から生成するという意味合いがあります。
デジタルデータをNFT化すると、そのデータはブロックチェーン上に書き込まれ、作品の固有IDが発行される仕組みです。
つまり、自分の作品をNFTにして売りたい!と思ったときに行う作業を『NFTを生成する=ミントする』と呼びます。
>> NFTとは?メリット・デメリット・仕組みをわかりやすく解説!
ミントとリストの違い
ミントと似た言葉に『リスト』があります。
リストは、ミント(生成)したNFTを売る=出品することです。
- ミント=生成すること
- リスト=出品すること
多くのNFTはミントとリストを同時に行うので、意味を混同している人も多いですが、違いを覚えておきましょう!
NFTミントのガス代はいくら?
NFTに必ずついてまわるのが、ガス代(手数料)の問題です。
ミントにも関係しますが、下記のようにかかる場合とかからない場合があります。
くわしく見ていきましょう!
NFTを購入するミントはガス代がかかる
NFTを購入するミントでは、以下のお金がかかります。
- ミント代(※NFTの代金)
- ガス代
【今週日曜日のCNPR第二販売👆】#CNPR 第二入隊合格者の皆さん
日曜日の9時から忘れずにミントしましょう👍#CNPR の当日までに✅ガス代(少し多め)
✅WL配布のウォレットを準備して当日を迎えましょう💪
最近は、ガス代が高い時も多いので
少し多めに準備しておきましょう😋👍 pic.twitter.com/RC0Rl8BVYn— やた@全資産仮想通貨NFTブロガー (@yatagawa0422) November 11, 2022
そのため、NFT本体の代金ギリギリだけウォレットに入れてミントしようとすると、ガス代が足りなかった…ということも。
NFTの生成・売買・移動など、あらゆる場面でガス代はかかると認識しておきましょう。
>> 【保存版】OpenSea(オープンシー)のガス代節約術・発生タイミング
NFTを生成するミントはガス代が無料
NFTを生成するミントは、基本的にはガス代がかかりません。
✨初期費用が無料に✨
OpenSeaの仕組みがかわり、ついにイーサリアムメインネットでも無料でNFTが作れるようになりました‼️【Before】
1⃣ウォレット初期化
👉ガス代かかる
(初期組の私は15,000円払った記憶が)
2⃣作品をNFT化【After】
1⃣作品をNFT化NFT作って売ってみたい‼️という方はぜひぜひ🙌 pic.twitter.com/ly7gKQimHK
— おもち💎omochi.eth (@omochibigaku) October 10, 2022
例として、NFTのお店として世界最大規模のOpenSeaの場合、NFTの生成・出品は無料です。
ただし、出品したNFTが売れたときには、販売手数料として販売価格の2.5%が差し引かれるので覚えておきましょう。
そのほか、お店によってはミント・リストのそれぞれでガス代がかかるところもあります。
NFTミントのための準備3ステップ
NFTミントのための準備は、ざっくり下記の3STEPです。
くわしく見ていきましょう!
STEP1:ビットトレードで無料口座開設
まず、仮想通貨取引所のビットトレードで口座開設をします。
初心者の方ふくめビットトレードをおすすめする理由は、以下の通り。
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仮想通貨が『安く・かんたんに』買えるので、ビットトレードの「取引所」を使うといいですよ!
口座開設の手順を知りたい方は、『【PC・スマホ】口座開設5STEP』をご覧ください。
STEP2:MetaMaskの導入
続いて、ウォレットである『MetaMask』を導入していきましょう。
ウォレットとは、仮想通貨取引で使用する"お財布"のイメージです。
PCに拡張機能を導入するだけなので、難しい操作は必要ありません。
詳細は、以下記事の図解をご参照ください!
STEP3:イーサリアムを購入・送金
次に、イーサリアム(ETH)を購入し、MetaMaskへ送金します。
NFTの購入は3~4千円程度から始められますよ。
ただし、金額が不足すると同じ作業を二度やる必要があるので、多めに準備しておくといいですね!
仮想通貨の送金は注意して作業する必要があるため、以下記事をご参照の上で進めてください。
>>【完全図解】ビットトレードで仮想通貨を購入・送金する手順
これで準備は完了です!次のステップに進みましょう。
NFTミントのやり方【ミントサイトで購入】
特定のプロジェクトのNFTを、ミントサイトで購入するミントのやり方は次のとおりです。
順番に解説します。
NFTプロジェクトを探す
まずは、発売前の購入したいNFTプロジェクトを探しましょう。
普段からさまざまなDiscordに入ったり、Twitterで情報収集したりしておくといいですね。
ミントサイトでミントする
発売日とミント時間をチェックしたら、当日にミントサイトでミントするだけです。
ミントサイトは各プロジェクトで専用のサイトが作られることが多いですね。
例として、Aopanda Partyではこんな感じでした。
購入方法はMetaMaskを接続してガス代を払えばOKで、OpenSeaで買うのと同じ流れですよ。
>> OpenSea(オープンシー)の使い方:NFTを購入する手順
NFTミントのやり方【自分の作品をNFT化】
続いて、自分のコンテンツをNFT化するミントのやり方です。
この3ステップで、初心者でも簡単にNFTが作れますよ!
コンテンツを作る
まずは絵・写真・動画など、好きなコンテンツを作りましょう。
デジタルデータであれば何でもNFTにできますが、必ずオリジナルのものを使ってくださいね。
無料アプリを使えば、初心者でも簡単にドット絵が作れます。
>>【スマホで無料】NFTアート(ドット絵・イラスト)の作り方アプリ
世界的に有名なNFT『Crypto Punks』もドット絵ですね。
作品をNFT化する
コンテンツが作れたら、その作品をNFT化していきましょう。
具体的には、OpenSeaにコレクションを作成する作業になります。
くわしいやり方は、以下記事をご参照ください!
>> 【完全版】OpenSea(オープンシー)のNFT出品方法・売り方
NFTを出品する
コレクションが作成できたら、上記の流れのまま出品作業も済ませてしまいましょう。
NFTにしただけでは売れないので、リスト(出品)するということですね。
NFTミントの注意点
NFTミントの注意点は、次の3つです。
くわしく見ていきましょう!
オリジナル作品を使用する
アートや写真などのデジタルデータをミントするときは、必ずオリジナルの作品を使ってください。
当然犯罪ですし、知らずに買った人まで巻き込んでしまうので絶対にやめましょう。
なおOpenSeaでは、作成されたNFTのうち80%以上が盗作や偽コレクションであるとコメントしています。
To all the creators in our community impacted by the 50 item limit we added to our free minting tool, we hear you and we're sorry.
We have reversed the decision.
But we also want to offer an explanation ↯ pic.twitter.com/Y3igaE1RM2— OpenSea (@opensea) January 27, 2022
偽サイトや偽プロジェクトに注意する
NFTのミント時は、偽サイトに注意してください。
Google検索で「OpenSea」と打ち込んだところ、本物よりも上に偽サイトが表示された事例が実際にありました。
おいおいおい、これはやばいぞ。
NFT のインフルエンサーに周知してほしいやつ。いま Google 検索で「OpenSea」で検索して一番上に広告で出てくるものは「詐欺(scam)」です。
絶対に、シードフレーズは入力しちゃダメです。URL 違くて2度見した。 pic.twitter.com/iRiOxeRoWV
— Luin Aozora@VTuber / NFT Gamer (@luin_aozora) October 11, 2021
また、OpenSeaの検索窓にプロジェクト名を打ち込むと、偽プロジェクトがわらわらと出てきます。
ミントをするときは、必ず公式の情報やURLであるかを確認しましょう!
詐欺・ハッキング対策をする
前述のとおり、NFT界には詐欺やハッキングが多いので、自己防衛が欠かせません。
主な詐欺手法として、次のようなものがあります。
- 『Discord』内にリンクを設置して別ページにとばし、ウォレット情報を盗む
- TwitterのDMでNFTコレクションの公式アカウントを装い、ウォレット情報を盗む
- 見知らぬNFTを送りつけ、さわったところをハッキングする
最も安全なのは、『NFTコレクションのTwitter公式アカウント』経由で購入すること。
NFTミントに関するよくある質問
NFTミントに関するよくある質問は、次の5つです。
それぞれ解説します!
ミント価格の目安は?
ミントサイトで購入するミント時のみ、NFT本体代金とガス代がかかります。
NFT本体価格は、0.001ETH(約265円)〜0.01ETH(約2,650円)程度が多いですね。
ガス代は時間帯や曜日によって変動しますが、安いときで500円、高いときで2,000円ほどが相場です。
ガス代の節約方法については、以下記事をご参照ください!
【保存版】OpenSea(オープンシー)のガス代節約術・発生タイミング
ミントできるデータには何がある?
繰り返しですが、デジタルデータであれば何でもNFTにできます。
OpenSeaの場合、以下のファイル形式はNFT化が可能です。
ファイル形式 | |
画像 | JPG、PING、GIF、SVG |
動画 | MP4、WEBM |
音楽 | MP3、WAV、OGG |
3Dモデル | GLB、GLTF |
※注意点:最大ファイルサイズ100MBまで |
もっと具体的にいうと、次のデータはすべてNFTにできます。
- 画像/写真/イラスト
- 動画/音楽/声
- ツイート
- ドメイン
- ゲーム etc...
>> NFTとして売れるもの=何でもOK【写真を出品してみた】
フリーミントって何?
フリーミントとは、NFTの無料配布のことです。
ミントと名前は似ていますが、フリーミントではガス代のみを負担し、本体は無料というのが大きな違いですね。
ミントはどこでできるの?
作成・出品するミントであれば、OpenSeaがもっとも有名なNFTのお店です。
購入するミントであれば、発売時にNFTプロジェクト専用のミントサイトが公開されますよ。
ミント割れって何?
ミント割れとは、NFTの価格が発売時よりも下がってしまうことです。
つまり、ミント価格を割るという意味ですね。
多くのNFTは発売直後に大きく盛り上がるので、その後伸び悩んでミント割れすることも珍しくありません。
ミント割れせずに価値を保っている人気作品を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください!
>> 【予算別】日本人によるNFTアート作品おすすめ38選!
まとめ:NFTミントの2種類の意味を理解して始めよう
あらためてまとめると、ミントには次の2つの意味があります。
NFTを生成するという意味では同じですが、使い方としては「買う」と「作る(売る)」で真逆なので注意してくださいね。
NFTのミントには、仮想通貨が必要です。
ビットトレードの口座開設をサクッと済ませて、NFTをたのしみましょう!
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>> 【完全版】OpenSea(オープンシー)のNFT出品方法・売り方