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本記事の内容
初期設定の前にやるべきこと
初期設定方法
NFTの送受信方法
仮想通貨の入出金方法
Ledger Nanoを使う際の注意点
今回は、ハードウェアウォレット「レジャーナノ」の初期設定~NFTの送受信など、使い方を細かく解説します。
資産を守るために押さえておくべき注意点も解説するので、ぜひ順番にご覧ください。
本記事を読むと、画像に従って進めるだけでレジャーナノの使い方がわかり、大切なNFTを安全に保管できますよ!







【超重要】初期設定の前に必ずやるべきこと


初期設定の前に、下記2つの確認作業をおすすめします。
- レジャーナノ本体の確認
- 内容物の確認
というのも、ぼくの体験談として、新品のレジャーナノに「謎の指紋」が入っており交換してもらったことがあるから。


リスクを回避するためにも、指紋の有無や開けられた形跡がないかチェックしてくださいね。
内容物については、画像の6点が入っているかご確認ください!









Ledger Nano(レジャーナノ)の使い方:初期設定


Ledger Nanoの初期設定は、下記の6STEP。
- 「Ledger Live」をインストール
- PINコードの設定
- リカバリーフレーズをメモ
- クイズに答える
- 正規品チェックを受ける
- アカウントを追加
すべて画像つきで解説していきます!







STEP1:「Ledger Live」をインストール
まずは、専用アプリ「Ledger Live」をインストールしていきましょう。
Ledger Nano "Xタイプ"以外の方は、デスクトップ版をインストールしてください。
スマホ版は、Bluetoothに対応しているXタイプのみ使用可能です。
Ledger公式サイトへアクセス。
「Desktop」⇒任意のアプリをインストール。




「はじめに」⇒デバイス選択まで進める。






「新しい~をセットアップ」をクリック。


「始めましょう!」⇒「OK、準備完了!」⇒「了解」をクリック。






STEP2:PINコードの設定
続いて、PINコード(暗証番号のようなイメージ)を設定していきましょう。
PC画面を進めていき、Ledger Nano本体とPCをUSBケーブルで繋げる。






本体右上のボタンをクリック。


両方のボタンを同時クリック。


左右のボタンを使い、4~8ケタのPINコードを設定。(同時クリックで設定完了)


再度入力して同時クリック。


STEP3:リカバリーフレーズをメモ
次に、リカバリーフレーズをメモしていきます。
リカバリーフレーズとはレジャーナノが紛失・盗難などされた際に、『復元するための秘密鍵(暗号)』のようなものです。
リカバリーフレーズは24個の英単語で構成されていて、順番通りに入力すると復元可能。







PC画面を進めていき、Ledger Nano本体での操作に移ります。






リカバリーフレーズが表示されたら、Welcomeシート内に入っている用紙にメモ。




リカバリーフレーズは、誰にも見られないようにしてください。
オフライン環境での保管が望ましいです。
右クリックで進み、リカバリーフレーズを順番に選択。




ダッシュボードまで進み、本体での初期設定完了!






PC画面に戻り、「完了」をクリック。


STEP4:クイズに答える
続けて、PC画面でクイズに答えましょう。
画像の通り、順番に進めてください。










STEP5:正規品チェックを受ける
画面に従って本体をPCにつなぎ、完了です!




STEP6:アカウントを追加
最後、アカウントを追加していきます。
アカウントとは簡単にいうと、「レジャーナノで保管したい通貨のウォレット」みたいなイメージです。
ETHやNFTを保管したいなら『Ethereum』、BTCを保管したいなら『Bitcoin』を追加していきます。







Ledger Liveにて「アカウントを追加」をクリック。(アップデートがあれば、先に完了させてください)












画像の通りに進めてください。






ちなみに、Sタイプは容量が小さいので、EthereumとBitcoinでほぼいっぱいになります。


たくさんの通貨を保管したい場合は、取捨選択するか、レジャーナノを追加購入する必要がありますね。
Ledger Nano(レジャーナノ)の使い方:NFTの受信方法


本記事で解説するのは、OpenSeaにあるNFTをレジャーナノで保管する方法です。
手順は、下記の3STEP。
- 受信用アドレスを確認
- OpenSeaで送信作業
- 受信できたか確認
順番に解説していきます!







STEP1:受信用アドレスを確認
まずは、レジャーナノの受信用アドレスを確認していきます。
Ledger Liveへログイン。
「アカウント」⇒「Ethereum」をクリック。



「受け取る」⇒「続行」をクリック。






レジャーナノ本体に表示されているアドレスと相違ないか確認。相違なければ、アドレスをコピー。



STEP2:OpenSeaで送信作業
続いて、OpenSeaでNFTを送信していきます。
OpenSeaへアクセスし、送信したいNFTを選択。
「Transfer」をクリック。


先ほどコピーしたアドレスをペーストし、「Transfer」をクリック。


ガス代を確認後、「確認」をクリックして送信完了!


STEP3:受信できたか確認
最後、念のため受信できているかレジャーナノを確認しましょう。
Ledger Liveへログイン。
「アカウント」⇒「ギャラリーを見る」をクリック。


送ったNFTがあれば、問題なしです!


Ledger Nano(レジャーナノ)の使い方:NFTの送信方法


本記事で解説するのは、レジャーナノにあるNFTをOpenSeaへ送信する方法です。
手順は、下記の4STEP。
- レジャーナノにETHを送金
- レジャーナノとMetaMaskを接続
- レジャーナノウォレットでOpenSeaへログイン
- OpenSeaへNFTを送信
それぞれ解説していきます!
STEP1:レジャーナノにETHを送金
レジャーナノ⇒OpenSeaにNFTを送信する際にも、ガス代が発生します。
そのため、レジャーナノに少額のETHを送金しておきましょう。
今回は、MetaMaskを使ってレジャーナノへ送金していきます。(もちろんコインチェックなどの取引所から送金してもOKです!)
Ledger Liveへログイン。
「アカウント」⇒「Ethereum」をクリック。



「受け取る」⇒「続行」をクリック。






レジャーナノ本体に表示されているアドレスと相違ないか確認。相違なければ、アドレスをコピー。



MetaMaskにログインし、「送金」をクリック。
各項目を入力し、「確認」をクリック。


STEP2:レジャーナノとMetaMaskを接続
次に、レジャーナノとMetaMaskを接続させましょう。
MetaMaskの導入がまだの方は、こちらの記事からサクッと進めてください!
MetaMaskへログインし、「ハードウェアウォレットの接続」まで進む。


①~➂を進める。(➁は以下で補足)




画像の通り順番に進める。






STEP3:レジャーナノウォレットでOpenSeaへログイン
レジャーナノウォレットでOpenSeaへログインしていきます。
MetaMaskへログインし、レジャーナノウォレットへアカウントを切り替え。






OpenSeaへアクセスし、ウォレットの接続を進める。












OpenSeaへ戻り、「Accept and sign」をクリック。


「Ledger Live」にて、画像通りに進める。




レジャーナノ本体を同時クリックすると、OpenSeaにログイン完了です。送信したいNFTを選択してください!


STEP4:OpenSeaへNFTを送信
続けて、NFTの送信を進めていきましょう。
送信するNFTの管理画面を開き、「Transfer」をクリック。


MetaMaskのアドレス確認を進める。






アドレスをペースト⇒「確認」をクリックし、送信完了!本当にお疲れさまでした(゚Д゚;)




【補足】Ledger NanoXのみ送信方法が異なる
ここまでは、Ledger Nano "S・S PLUSタイプ"のNFT送信方法を解説してきました。
ぶっちゃけ結構大変です。。が、Xタイプをお持ちの方は、もう少しラクに送信できます。
手順を知りたい方は、以下「+」をクリックしてご確認ください!
Ledger Nano(レジャーナノ)の使い方:仮想通貨の入出金


仮想通貨の入出金方法は、基本的に先ほど解説した通り、最初に保管したい通貨のウォレットをダウンロードし入金します。
以降のやり方は、以下動画をどうぞ!
「Sタイプ」使用中で、3種類以上の通貨を保管したい方は『レジャーナノ製品スペック比較』をご参照の上、追加購入をご検討ください。
Ledger Nano(レジャーナノ)を使う際の注意点


レジャーナノを使う際の注意点は、下記2つ。
- レジャーナノウォレットでのNFT購入は控える
- 「Ledger Live」のスマホアプリが使えるのはXタイプのみ
順番にみていきましょう。
レジャーナノウォレットでのNFT購入は控える
レジャーナノウォレットでのNFT購入は、控えた方がいいです。
なぜなら、購入手順の中にリスクが発生するから。
具体的には、レジャーナノウォレットでNFTを購入しようとした場合、以下のような画面になります。


複雑になるので「ブラインド署名」の解説は省きますが、ハッカーは常にブラインド署名を狙っています。
上記はOpenSeaなので基本的には安全ですが、セキュリティレベルを上げたいならレジャーナノウォレットでの購入は控えましょう。
NFTを保管するなら、通常通りMetaMaskでOpenSeaに接続しNFTを購入し、「Transfer」でレジャーナノへ送信する方法がおすすめです。
「Ledger Live」のスマホアプリが使えるのはXタイプのみ
「Ledger Live」には、デスクトップ版の他にスマホアプリもあります。
しかし、スマホアプリが使えるのは、Bluetoothに対応しているLedger Nano "X"タイプのみです。
S・S PLUSタイプをお使いの方は、デスクトップ版を使用しましょう!
 


















