こんにちは、ゆう(@yu_bloglife)です。
経費がなぜ重要かというと、以下のように節税につながる(=課税所得が減って納める税額が減る)からです。
せっかく稼いだ大切なお金をムダにしないよう、ぜひ最後まで読んで予備知識をつけてくださいね!
この記事では、一般的な情報提供を目的としています。
専門的な内容は、税理士などの専門家にご相談ください。
【前提】経費として計上するための条件
経費として計上する条件として、『事業を行うために発生した費用』である必要があります。
わかりやすいところでいくと、カフェで仕事をした場合は経費で落とせますが、友人とお茶をした場合は落とせません。
確定申告の内容に違和感がある場合、税務署が売上・経費などの調査にくる可能性があります。
もし税務調査で経費不正が発覚すると、脱税(申告漏れ)などにより高額な罰金を求められる可能性もあります。
100%経費にできないものもある
また、以下のように事業とプライベート両方で使用しているものは、100%経費にできません。
- 家
- スマホ代
- クルマ代
- 水道光熱費
- インターネット代 etc...
経費にできるのは「事業に関わる部分のみ」なので、費用のうち、事業用として何割を経費計上するか決める必要があります。
【12選】節税になりやすい経費リスト
①開業費
実は、開業届を出す前に支払っていた費用も「開業費」として計上できます。
事業に関わる経費なら、基本的にすべて対象になります。
開業費については、ここで書くと長くなるので、詳細知りたい方は以下動画をどうぞ!
②家賃
家賃は、先ほどご説明した「家事按分」に当てはめて経費計上する必要があります。
一般的に、以下のどちらかで経費割合を決めることが多いです。
①使用している面積で按分
②使用している時間で按分
(例)
・家賃1ヵ月10万円
・1日9時間、1ヵ月でのうち20日間事業に使用(9時間×20日=180時間)
・1ヵ月30日とする(24時間×30日=720時間)
→180÷720=25%×100,000円=25,000円が妥当な経費
ネットを大量に調査した結果(ゆう調べによると)、基本は2割〜3割、高くても5割に設定している方が多そうです。
③水道光熱費
水道代/電気代/ガス代も、家事按分にて経費計上できます。
ただ、経費にできるのは事業に関わる割合のみであるため、電気代以外はあまり落とせない方が多いはずです。
(ガスは事業上ではあまり使わないでしょうし、水道代も事業に関わるのはトイレくらい?)
④カフェ代・コワーキング代
事業に関わるカフェ代やコワーキング代は、基本経費で落とせます。
もちろんランチでもモーニングでも、事業が絡んでいたらOKです。
⑤車代
事業で車を使う方は、以下も按分にて経費計上できます。
- 事業用の車の取得費用
- 税金
- 自賠責保険・自動車保険(任意保険)料
- ガソリン代・駐車場代
⑥教材・スクール・講座代
特にネットを通じた副業・事業をされている方であれば、かなり大きい経費になる方も多いでしょう。
他にも、セミナーやオンラインサロンなどももちろん経費になります。
スクール/講座/オンラインサロンなどはすべて、運営に言えば基本的に領収書を発行してもらえるはずです。
⑦外注費
ここはサラッといきますが、事業上で誰かに外注した場合は外注費で落とせます。
外注した場合は領収書ではなく、請求書をもらっておきましょう!
⑧旅費交通費
出張やワーケーションなどに関わるお金も経費になります。
- 新幹線、電車、バス代
- 飛行機代
- ホテル代
- レンタカー代 etc...
⑨通信費・パソコン代
以下も経費にできます。(家事按分にて)
- スマホ代(端末・回線両方)
- Wi-Fi代
- ブログのサーバー代、ドメイン代
- 固定電話代
- パソコン代 etc...
ぼくはSNSが本業なので、スマホ代・Wi-Fi代は7割経費、ブログ関係費用・仕事用パソコン代は100%経費で落としています!
⑩飲み会代
クライアントとの飲食代、仕事仲間との飲み会なども経費で落とせます。
[st-kaiwa8r]ぼくも月2くらいで色んな方と食事させてもらってます![/st-kaiwa8]
割り勘やPayPay払いなど、領収書がもらえなかった場合でも経費で落とせますよ。(くわしくは⑫参照)
⑪消耗品費(文房具や備品など)
事業に関わるなら、以下のような消耗品も経費で落とせます。
- コピー用紙
- プリンターのインクやトナー
- スマホの保護フィルム/ケース
- USBメモリ
- マウスやキーボード
- 文房具 etc...
⑫領収書をもらえなかったもの
「支払いがあった事実を証明できればOK」なので、以下どれかでも代用可能です。
- レシート
- 手書き(日時、店名、金額、会食である旨を記載)
- 出金伝票
- クレジットカードの利用明細書
- 銀行の振込金受取書(振込明細書)・預金通帳
- オンライン販売の確認メール・取引画面のスクショ
- ご祝儀袋の表書きコピー・香典返しの挨拶状
なので、もし領収書がもらえなくても(もらい忘れても)、落ち込まないでくださいね。
そもそも開業届の出し方がわからない場合は?
結論、スマホで5分で終わる開業届のだし方をまとめた、こちらの投稿をご確認ください!